今回のツアーも、自分の命は自己責任、というのが基本だと思う。
しかし、会社、ガイドが救命する為の義務を果たしていたか、
となると、動けなくなった人を残し、
その健康状態の危ない人達を救助する連絡が非常に遅れ、
進んでいったパーティも散り散りという、
ただコースを予定通りなぞろうとしただけに過ぎない様に見える。
先ず、風雨が激しいことから山小屋から出発せず、中止すべきだったのだろうね。
その次の分岐点は、最初の脱落者が出た時点で、
やはり中止すべきだったのだろうね。
一人でも動けなくなったら、
パーティーの構成からして、その人を担いで運ぶことが出来そうにないから、
中止して病院へ運ぶ為に救助を要請するしか無かったんじゃないかと思う。
それでも風雨が厳しいから、ヘリなどが近づけず、
結局は救命出来なかったかも知れない。
犠牲者はずっと少なくできたのではないかと思われるが。
最大の原因はガイドの判断ミスで、その次は防寒対策不足の様に思える。
動けなくなった登山客を置いてきぼりにして下山しなければ、
自分たちの命が危ないという状況だったら、ガイドが動けない客を残して
動ける客だけで下山した場合、法的に罪に問われるの?
責任の擦り付け合いも何もほぼこの結末は見えている。
<刑事>
生き残ったガイド→業務上過失致死 恐らく執行猶予付き
<民事>
ツアー会社→一人当たりウンゼン万の賠償金。
・遺族
生命保険と賠償金で何気にメシウマ。(生命保険は入っていればだが)
当たり前じゃん。客から金を取っている以上、会社はプロとして当然
の勤めを果たさなければならない。
今回のツアー会社は業務上過失致死の疑いで警察に捜索されてるんだけど。
レスの大半が興味本位で責任の所在についてか。
こんな奴らとパーティ組んで縦走なんて絶対無理。
パックツアーとか気が狂ってるだろw
約20年前に20代、30代、40代の女性のみ4人で同時期に同ルート縦走したけど、
避難小屋泊、ツェルト常備、食料予備も持って(ひとり20kgぐらいになった)
4泊5日、予備日1日取っていた。
旭岳にロープウェイ使わず登ったから4泊なんだけど、遭難パーティも
ロープウェイ使ったにしても、もう1泊したほうがよかったと思う。
白雲岳とヒサゴ沼の小屋の間に忠別小屋ってのがあったはず。
それを飛ばしてるから、下山前日のルートが長大で大変だったんだ。
忠別泊を追加すれば、広い尾根の続く雄大な高根が原あたりをゆ~っくり
散歩気分で歩けてラクなのに。
うちらは縦走中のエスケープルートも数ヵ所確保し、毎日、
ラジオ聞いて高層天気図書いて、翌日の予定を判断したよ。
それでも最終日のトムラウシ頂上は雨と霧で何も見えず、全身泥だらけになって
下山しました。東大雪山荘で「そこの川で服と靴洗ってから入館してください」って
言われたほど(笑。
あそこを悪天候の中、夜に下山したのかと思うだけで非常に恐ろしい、ありえない!
沢登りガイドでSというもっととんでもない奴がいるよ。
黒部の写真集とかDVD出して有名な奴だけどSはいつか客を殺すと思う。
難場のないただの縦走なら初対面でもガイドできるだろうけど、
Sは5級の沢を初対面でしかもザイルもまともに使ったことのないような中高年をガイドしてる。
更に恐ろしいことにパーティーに付いていけなくなった客にSは下山を命じるらしい。
そして落後者に付いていくわけではなくSと付いてこられる客だけを連れて遡行を続ける。
黒部の上の廊下の遡行のときに口元のタルで立ち往生していたSの客に出くわして
奥黒部ヒュッテまで送り届けたけどあの時ほど同じ沢屋、岩屋に怒りを覚えた時は無い。
上の廊下で初心者を置き去りにするなんて人殺しに近い行為だけど、
意外なことに客のおばちゃんたちはSのことを全然恨んでなかったのが印象的だった。
昔の山屋なんてそういう人多いよ。
ついてこれる人だけ面倒みるっての。
金稼ぎの為にしょうがなくやってるだけ。
おそらく死者が出ても続けると思うよ。
もっともそんな奴にガイドする資格はないけどな。
いや山の厳しさってのはそういうものじゃないのか?
ガイドの資格がないとか言うけど、
何でもお膳立てしてもらって、
荷物も背負ってもらって、
インスタントに物事を済まそうという人間には山に登る資格がないだろ
年寄りの団体連れて登山って、よっぽど怖い存在にならないとガイドなんか出来ないネェ。
わがまま放題おばさんや、頑固オヤジに何言われようと負けない自信がないと。
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